局麻のみで出来るのならそれが良いのですが、（私も遠い昔は局麻のみでやっておりました）然し術中の痛みが強いのと局麻剤にも量に限度がありますのでやはり全麻とアナペインと云う局麻の併用をしております。
　静麻は種類があり、長期の使用、呼吸抑制等気をつけて下さい。
硬膜外麻酔はよほど馴れていないと大変でしょう。
その事については下段に幾つかの事を記しておりますのでお読み下さい。

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　　　　　　沖縄当山美容形成外科
　　　　　　院長　　当山　　護
　　　　　　http://www.touyama.com
　　　　　　info@touyama.com
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　豊胸術後のペコペコ感をリプリング現象と云います。
このリプリング現象は一般的に生食バックの欠点とさえ云えます。（リプリングはその他の原因でも起る事はありますが・・・）
バックに入れている水が足りないのではないかなど色々云われておりますが、生食バックのひとつの特徴ゆえに現在はアメリカでも生食からコヒーシブシリコンへと変わってきている現状です。
　その為ここではやはり生食バックからコヒーシブシリコンへの変更が良いのではないかと云う御返事になります。
又、ブラジルなどではリプリングの全くないポリウレタンバックが流行していますが、国際的認知度は低いものがあります。

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　カプセルは異物を入れると必ず出来ます。
つまり豊胸術のみならず、ペースメーカーや隆鼻術なども同様なのです。
カプセルが出来る事によって体内異物を保護（？）しようとする作用なのかと考えます。
　ここで問題なのはカプセルの厚さやカプセルについている石灰沈着の件なのです。
カプセルが厚いとやはり硬い乳房と云う感じを受けたりします。
またカプセルが縮まる事によってカプセル拘縮（被膜拘縮）を起す事になります。
テクスチャードタイプはそのカプセル（被膜）が薄く出来上がりやすく乳房のソフト感が出やすいと云う道理なのです。
　カプセル拘縮はベーカ分類と云い５段階評価があります。
即ち硬さなどにも程度が種々ですよ・・・と云う事です。

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手術直後は小さく感じるでしょうが、実際には元に戻って来ると思います。尤も少し弛むでしょうが。プロテーゼを入れて骨が凹んだり筋肉が凹んだりしても、取ってしまえば元に戻ってきますので。

医療法人　誠真会　　西山美容・形成外科医院
院長：西山　真一郎

http://www.1319.ne.jp/

　この件は以前にもお返事した覚えがありますが、３つの点を考慮に入れます。
　ひとつは豊胸術でバックを入れていた期間、ふたつ目はバックの大きさ、みっつ目は元々の乳腺の大きさ等々です。
これ等の事を計りにかける訳ですからどの位バック除去後に胸が小さくなるか、或いはならないかわかりにくい点があります。

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　硬膜外麻酔は術後の吐き気が少ないのは事実です。
然し硬膜外麻酔は７０１３の方にもお返事差し上げたように効果を充分にと思った時、上部（胸部）が効きすぎ呼吸抑制がくる時があります。
その為も一部あり静麻や局麻を併用する時があるでしょう。
その時麻酔作用によって吐き気がくる時があります。
　勿論術後に強力な吐き気止めなどが最近ありますのでその辺の薬を使用する事はありますが、日帰り麻酔をされる時、充分時間をお取りになってから帰宅すべきかと考えます。
　私共ではその点を含めてどうしても一日のみ入院させていただいております。
　硬膜外麻酔は術前検査、水分、食事の制限をすべきです。
その理由は万が一の気道確保の時の用意の為です。

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問題は二つですね

豊胸手術の出血について
もちろん手術をする以上出血は伴います。挿入部位にいかに出血を最小限にして剥離するのかは技術者の経験です。それ以上に大切なのは出血をどれほど確実に止血するかはより医師の技術がとわれます。
その意味では脇から入るよりも乳房下縁から入る方が上の二つの問題を解決する方法としてすぐれています。術中は止血剤が入った麻酔薬が入っていますので微小血管からの出血は止まっていますが術後にこの止血剤の効果が薄れ僅かな出血がありこれを取り除く為にドレーンを入れる先生がいます。ただしバックの圧で殆どの微小血管からの出血はとめられています。

硬膜外麻酔について
麻酔医の専門医資格を持った先生の硬膜外麻酔ならまずあんぜんですが、貴方の言われる通り腹部より上方を麻痺させるのですから盲腸のときの腰椎麻酔の様な簡単なものではありません。硬膜外麻酔は十分に先生の経験と資格を確認して受けて下さい。局所麻酔では乳腺や大胸筋までの麻酔で呼吸麻痺を起こすことはまずありません。

サフォクリニック　院長　白壁征夫
http://www.sapho-clinic.com/

?拘縮がなぜ起きるのか、拘縮の程度（度合は幾つかに分けられますが・・・）は医者の判断と患者さんの感じ方に差はないのかなどはこれからもさらに医者側の研究が続けねばならない問題は含まれているでしょう。

?即ちお質問者の冒頭の文章そのものも正しい表現ではないと云う事になります。
止血が完全に出来たら拘縮は起らないとも云えない（剥離などが不充分なら止血が充分に出来ても拘縮は起ります）のです。
又、止血が充分に出来たら抗生物質やマッサージも必要ないと私は考えています。
手術をきちんとすればこれ等の事つまり抗生物質やマッサージは２次的問題であると考えているからです。

?どの様な豊胸術の手術でも軽い術後の出血や小さい血腫形成、リンパ液の貯留はあり得ると思っています。
その為に・・・つまり念には念を入れドレーンを入れておく事は臨床的に必要不可欠の事ではないかと考えています。
この点は医者の中で入院をあまりすすめず、日帰り手術をする方はひょっとするとドレーンをお入れにならないのではないかと考えます。
（私の推測が間違っていたら申し訳ありませんが・・・）

?ドレーンを入れる、入れないだけが拘縮が起る、起らないの問題ではない点は?で記した通りです。
拘縮は剥し方、麻酔方法、血腫形成の程度、感染の有無、ホルモンの関係、バックの種類、その他等々あらゆる面から考慮されねばならないと考えます。

?硬膜外麻酔は非常に馴れていないと危険を伴います。
それ故、万が一の場合の気道確保、術前検査や処置は必須の事です。
麻酔医がいてくれると術者は安心して手術に集中出来ます。
硬膜外麻酔や全身麻酔であっても局麻剤を併用する方が術後の痛みなどをも考慮してベターだと思います。
局麻のみでは患者さんが痛がり、手術そのものに差し支えが出ます。

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　　　　　　沖縄当山美容形成外科
　　　　　　院長　　当山　　護
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ウエットメソッド麻酔の意味がわかりませんが、多分一般的に行われているティモセント麻酔(局所麻酔と止血剤を生理食塩水で薄くとかして多量に胸に入れる麻酔方法）の事をこの先生のオリジナルな名前にして書かれているものと思います。どちらにしても止血さえ十分にされていれば入院もドレーンの必要も無く痛みもありません。

サフォクリニック　院長　白壁征夫
http://www.sapho-clinic.com/

　ウェットメソードは白壁先生のお伝えの通り脂肪吸引時に前もって使用する局麻併用の生食をまぜた麻酔薬の事です。
　各病院によって局麻剤の使い方は違います。
ドレーン使用や入院不要の事はこの件とは別問題、別次元であると考えます。

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　傷の汚さ（目立つ目立たないは）は長さのみでは決まりません。
１cmの傷でも目立つ時がありますし、４?でも目立たない方がいます。
それは色の白い人や乳房が垂れている方は目立ちにくいと云う事実です。
どうしても短い切開線なら２?位で大丈夫です。
但しバックが破れる時はあります。

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多分中縫いをした糸だと思います。担当医に相談して抜いてもらった方が早く傷が治るでしょう（吸収する糸かもしれませんが）しびれは傷口が柔らかくなるまでもうしばらく残るかもしれません。これもご相談ください。

サフォクリニック　院長　白壁征夫
http://www.sapho-clinic.com/

石灰沈着などは胸部レ線像で分かります。
乳房下縁からの切開は約３cmです。バッグを取り出す時、破っても良いと云う事であればもっと小さく出来ます。
石灰沈着まで取る事になれば逆にもっと切開線は長くなります。


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