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[7072]
当山先生へ
[7072-res7697]
?さんへお返事です
投稿者:沖縄当山美容形成外科
投稿日:2007年06月01日(金)09:03
乳房下縁からなら痛みません。
わきからなら石灰沈着の具合を含めて考えねばなりませんので痛みが生じる時があるでしょう。
そのような時は静麻の追加となります。
又、乳輪部から取り出す時もありますが、この部も局麻で充分です。
取り出しを希望なさっているようですし、何故取り出したいのかの部分がわからないのですが、あまり怖がる必要はないと思っております。
頑張ってみて下さい。
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沖縄当山美容形成外科
院長 当山 護
http://www.touyama.com
info@touyama.com
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[7065]
白壁征夫 せんせいへ
2年間の間もぺこぺこした所は何箇所かありましたが、
1年半前に出産をし(母乳は全くでませんでした。)
今年の春から片方の胸のみ持ち上げたり、触れたりすると
痛みます。ペコペコ、ボコボコした感じも強くなってきました。
レントゲンですが、どのような種類のレントゲンでしょうか?
[7065-res7696]
回答です
投稿者:白壁征夫
投稿日:2007年06月01日(金)09:00
多分妊娠時の乳腺の肥厚とその後の萎縮でバッグ自体の位置が目立つ位置になったのでしょう(バッグの位置は変わっていませんが)。やはりボコボコはバッグのエッジが乳腺位置の移動でより目立つようになったのだと思います。出来ればFCRといって軟部組織撮影が出来るレントゲンが良いと思われます。
サフォクリニック 院長 白壁征夫
http://www.sapho-clinic.com/
[7064]
ご回答ありがとうございました。
長期スパンで体のことを考えると、除去手術の際に
カプセル除去はするべきかと私的には思うのですが、
如何でしょう?
一時的に体が楽な手術より、除去してこの先の人生を心配なく暮らしていきたいです。
カプセル除去となるとやはり入院ができる病院でないと無理ということからカプセル除去が一般的になっていないのではないか?
と思います。
[7064-res7688]
芽衣子さんへお返事です
投稿者:沖縄当山美容形成外科
投稿日:2007年05月31日(木)10:05
人生哲学を一部含んでおりますので、それぞれの方々の御希望にそうようにアドバイスしていくのが我々の立場かと考えます。
その立場でお答えさせて下さい。
長期スパンと云う考え方に対してもカプセルの厚さや石灰沈着の多さなどを考慮してどうするかをお考えになるのが良いと思うのが私自身のつたない意見です。
例えば石灰沈着はすべてが除去出来る訳ではないのも現況ですし、残した小さい石灰沈着は考え方によっては良性腫瘍とするとらえ方もあります。
悪性化するのなら取り去りも考えられますし、小さい石灰化でも化膿や炎症が考えられるのならあえて除去するのでしょうが、そうでないものに対し積極的な外科的侵襲を加えるのが良いのか悪いのか、個々の患者さんの思考・判断の中にあると思います。
ちなみに他の部の良性腫瘍でもとり去りを希望しない方は大勢おられるからです。
またカプセル除去についても程度の問題がありますので入院せずとも出来るものなど多数存在します。その為入院しなければ無理とも断定出来ません。
これ等も最終的に術後の痛みと出血がどれだけのものか、或いは手術が全身麻酔で長時間かかったかの判断にもいきつきそうな気がします。
以上をもとにして医師と患者さんが最終的決断をなさって下さい。
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沖縄当山美容形成外科
院長 当山 護
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[7064-res7690]
芽衣子さんへの回答です
投稿者:メガクリニック 高柳 進
投稿日:2007年05月31日(木)18:01
カプセルは基本的に自分の組織なので,そのままにしておいても何も心配ありません。
古いタイプのシリコンで破損がある場合や,カルシウムの沈着がある場合は,カプセルも除去した方がいいのですが,コヒーシブシリコンタイプや古いタイプのシリコンでも破損がない場合はそのままで大丈夫です。
カプセルを除去するかどうかは,カプセル内にシリコンが拡散しているか,カルシウム沈着があるかどうかで決めてよいことです。
また,古いタイプのシリコンなどで破損がある場合は,カプセルをシリコンが通過して,周囲に拡散しているようなこともまれにはあって,そうなるとカプセルをとっても,シリコンは全部回収されないということになります。このような場合でも,シリコンは発がん性の他,何らかの病気を起こす心配もないので,乳房やその周囲の皮膚を全部切除して,シリコンを回収するようなことも必要ないわけです。
なお,カプセルを除去するために必ずしも入院が必要とは限りません。
メガクリニック 高柳 進
info@mega-clinic.com
http://www.mega-clinic.com/
[7063]
当山先生へ
ご回答有難うございました。
コヒーシブシリコンが破損した場合の除去方法についてですが、
具体的にどのように除去手術が行われるのでしょうか?
一昔前のシリコンは破損した場合液体なので体中に広がってしまう
恐れがあったそうですが、現在のコヒーシブも破損したら
ジェル状に散らばり(カプセルの中にはとどまりますが)ますよね?ジェル状のものをつかんでとるわけにはいきませんよね?
ジェル状のものを一体どのようにして除去するのか教えてください。
[7063-res7685]
7063さんへお返事です
投稿者:沖縄当山美容形成外科
投稿日:2007年05月31日(木)10:00
3つ方法です。
ひとつは、人差し指を「く」の字に曲げてフォーク状に掻き出します。
もうひとつは、4×4或いは2×2ガーゼを長いセッシ(ピンセット)で、つまんで空洞内を清掃します。
シリコンジェルやシリコンゲルが引っ付いてきます。
最後は吸引機です。
遠方にあるのも吸収し、近くにたぐり寄せられたら指で取ります。
(強い吸引ではゲルがくだける時がありますが、細かくして更に太い菅の吸引で吸い取る時もあります。)
さらに、取り残しの不安があるのなら洗滌し、吸引します。
さらにさらにですが・・・光源付きの拘(創を開くもの)で、空洞内を明るくして確認します。
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沖縄当山美容形成外科
院長 当山 護
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[7062]
質問
2年半前に豊胸術を受けました。
テクスチャードタイプ、バイオセル、乳腺下に挿入。
今年の春から片方の胸を持ち上げるとかなりの痛みがあり、
胸で荷物をかかえることも片方の胸が痛くてできません。
胸を軽く触ってみるとポコポコした塊が数箇所できています。
ペコペコしている、というのでしょうか。。。
この胸の痛みとペコペコしたところがあることから
バッグの破損が予想されますでしょうか?
最近の投稿にはコヒーシブの破損除去についての記載が
多くありますが、破損してしまったコヒーシブは塊として
除去するのでしょうか?それとも胸の洗浄の際に小さな塊を
生理食塩水と抗生剤で流してしまうのでしょうか?)
[7062-res7676]
回答です
投稿者:白壁征夫
投稿日:2007年05月31日(木)07:03
2年間はベコベコ感は無く最近触れるようになったのでしょうか、どちらにしてもコヘンシブタイプですので昔のジェルタイプと違い丁度硬めのこんにゃくの様な素材ですので破損しても分散するようなことは無く、取り出す場合でもほぼ100%除去できます。貴方の場合考えられるのはバッグのエッジが触れているのではないでしょうか。一度レントゲンを撮って確認されれば良いでしょう。担当医にご相談ください。
サフォクリニック 院長 白壁征夫
http://www.sapho-clinic.com/
[7062-res7686]
??さんへお返事です
投稿者:沖縄当山美容形成外科
投稿日:2007年05月31日(木)10:00
余ほど強いマッサージなどをしないとコヒーシブシリコンは破れません。
(破れたのを見た事がありませんが…)
MRIなどをとってもらう事ですが、空洞内にリンパ液の貯留があり、漿液腫を形成している事などが考えられ、それが軽い炎症を伴っているのかも知れません。
筋肉の動きによって増強している事が予想されますが、激しい上肢運動をしばらくは避けておいた方が無難でしょう。
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沖縄当山美容形成外科
院長 当山 護
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[7055]
乳癌の診断について
いつも拝見して参考にさせていただいております。
52才です。9年ほど前に豊胸手術をしました。
2年くらい前に右胸の脇近くにしこりを感じ、手術したクリニックを受診。シリコンからジェルが漏れていると言われ、入れ替えのオペをしました。その後もしこりが消えないため、昨年4月に同じクリニックで乳癌専門のドクターは来る日を選んで、受診。エコー診断で「ほぼ乳癌でなくリンパの腫れ。確定診断するには人工乳腺をとらねばならないが、そこまでしなくてもいいでしょう」と言われました。それから1年。まだしこりはあるし、このごろはヒリヒリ痛みます。
心配なので乳腺外科で診てもらいたいのですが、豊胸をしていると、やはり一般の専門医では診てもらえないでしょうか? 豊胸した
皆さんはどうやって乳癌検診を受けているのでしょうか?
しこりも痛みもあるので心配です。
よろしくお願いいたします。
[7055-res7687]
ぼとすさんへお返事です
投稿者:沖縄当山美容形成外科
投稿日:2007年05月31日(木)10:02
豊胸術をなさった方が必ずお悩みになる問題です。
その為豊胸術をおやりになる医者は基本的に豊胸術後に対し乳癌に関する定期検診をどうしたら良いか自分自身の患者さんにはお知らせして指導しておく事は重要な意味合いがあります。
私共では定期的に私自身の友人の乳癌専門医にエコーをとってもらって検査をしていただいております。
豊胸術をした方の乳癌検査はマンモグラフィーは避けるべきでありますが、エコーでも専門医なら検査可能です。
つまりお尋ねの一般的医師の検査(例えば婦人科など)では豊胸術後の乳癌の有無について区別が出来にくいと思っています。
又、基本的な事実ですが、どの様な定期検査であっても(豊胸術ではなくても)見逃し率は数パーセントあるのが現況であり、その為ダブルチェックなる検査がすすめられます。
然し二人の医者で見逃しのないやり方は理想ではあっても数少ない乳癌専門医ですので残念ですがダブルチェック検査は出来にくい現況ではないでしょうか?
さらに定期健康診断の特徴的部分とも云えますが、異常があると云う指摘は容易なのですが反対に絶対に異常はありませんと患者さんにお伝え出来るのが難しいのもひとつの真理ですので覚えておいて良い知識なのかと考えます。
その意味合いも含めて貴方の主治医や乳癌へのアドバイザー医は貴女様の場合現時点では最善と思われる検査と術後フォローをしていると思います。
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沖縄当山美容形成外科
院長 当山 護
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[7049]
コヒーシブ
ユーロシリコン・コヒーシブシリコン・・・シリコンをジェル状の固めた素材で破損しても漏れ出ることが無いインプラントです。流れ出ることはなくても、漏れることはあるため、万一、破損した場合はやはり大きなトラブルにつながります。
CMCバッグ・・・カルボキシメチルセルロースといって安全性に優れた繊維性素材でできたインプラントです。現在、多くの美容外科で使用されており、安全性においても医薬品・食料品で使用されており問題ありません。軟らかさも非常にソフトで自然な動きに非常に近いインプラントです。
現在、美容外科学会の見解ではコヒーシブを推奨していません。安全性でいえばやはり歴史のある生理食塩水バッグが推奨されています。コヒーシブやソフトコヒーシブシリコンは漏れて流れ出す可能性はありませんが、漏れ出る可能性十分あります。
言葉の表現で勘違いしやすいのです。万一、破損した場合はやはりシリコンジェルですので著しい炎症を起こすことは避けられず、大きなトラブルにもつながります。当院でもユーロシリコン・コヒーシブシリコン、アナトミカルタイプの取扱はありますが、現状ではCMCバックや生理食塩水が主に使用されています。
コヒーシブシリコンが破損した場合の除去手術の方法について教えてください。
傷口は大きくなるのでしょうか?
[7049-res7671]
匿名さんへお返事です
投稿者:沖縄当山美容形成外科
投稿日:2007年05月30日(水)12:00
お問い合せありがとうご座居ます。
この様な御疑問等に対し充分御満足になる返事になるかわかりませんが、わかっている範囲内でお答えさせていただきます。
?流れ出る事はないが漏れる事と云う点についてですが、以前のシリコンジェルは10数年経過しますとバック表面に粘稠性のジェルがにじみ出ておりました。
これが特に問題を起す事はありませんでしたが、やはり改善すべきひとつの方向性である点は確かであり、現在のコヒーシブになっております。
それ故バックの表面製材を含めて現在のものはそのにじみ出る現象もありません。
?CMCバックを入れられている方はコヒーシブよりより自然さは出ますが、やはり急激な血腫形成や破裂などが報告されておりますので現時点で私自身はおすすめしにくいバックのひとつです。
?現在美容外科学会がコヒーシブを推奨していないと云う事実は確かではないでしょう。
昨年末のFDAの認可以来主たる学会で米国メーカーや医師などを積極的にお呼びして講習会等をやっております。
?破損すると非常に乳房変形をきたすのは生食バックやCMCです。
コヒーシブはよほどの事がない限り炎症は起こしません。
これはお尋ねの方と私では全く逆の見解となります。
?コヒーシブをどこから取り出すかによって傷口の大きさが違います。
又入れている層によっても異なりますのでその辺は再度お問い合せ下さい。
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沖縄当山美容形成外科
院長 当山 護
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[7045]
コヒーシブシリコンが破損した場合の除去方法について。また破損は手術前に確認することができるのか?
*日本で今、メインで使用されている
コヒーシブ・シリコンバッグについて*
日本は各美容外科クリニックが個人で直接
インプラント・メーカー(製造社)から豊胸バッグ
(インプラント)を政府の許可なしに購入して
手術に利用することが出来ます。厚生省は
関与していません。
コヒーシブは開発されてからまだ年月が浅く、
臨床の結果も長期・長年に亘る ものがない
ため、アメリカでは実験段階のバッグという
ことで臨床の使用のみとなっています。
コヒーシブ・シリコンバッグを希望する人は
この先にどのようなリスクが起こるかは不明で
予測がつかないことを承認した上で、臨床
(実験)に参加する条件で手術することに同意
するサインをした後、指定された美容外科医に
より利用されることになっています。
コヒーシブの利用がほんの極一部に止まって
いるのは、どのようなリスクが あるのかが今の
段階では不明、破損したことをどのように発見
出来るかが 不明ということに大きな不安を感じる
人が多いことです。
長年の劣化によってグミ状のシリコンがどの
ような形状になるか?【質問1】破損やバッグに亀裂が入った場合、MRI,CT
スキャンなどで発見出来る のか?露出した中身
が長期カプセル(皮膜)に触れているとどのような
問題が起きるのか?破損した際にどのように除去
出来るのか?など、医師も インプラント・メーカーも
明確に説明が出来ない疑問だらけの実験段階の
バッグです。
コヒーシブ・シリコンバッグが最良の安全なバッグ
であると言えるようになるのは、近年臨床に参加して
入れている方達がこれから10年先にどのような
状態になっているかで初めて判ることです。
日本の美容外科クリニックは派手な広告、最新の
ものを選ぶ日本人の性質 を利用して、この実験
段階のバッグを最良の最も安全なバッグと謳い、
高額の 手術代で患者さん(お客さん)に挿入して
いるのが現状です。
上記の質問1に対するご回答を頂きたいと思います。
各クリニックの先生方よろしくおねがいします。
[7045-res7669]
沖縄当山美容形成外科
投稿者:あかりさんへお返事です
投稿日:2007年05月30日(水)11:05
私自身の考えを入れながら以下お答えさせていただきます。
?日本の厚労省は豊胸術に限らず医薬品全般にかけて他の先進諸国に比較しておよび腰です。
基本的には日本では医療薬剤(血液製剤、薬、医療器具を含む)等に関し、何か事が起ればすぐ責任等をマスコミから追及されるので行政的な保守姿勢を貫いている所があります。
これ等はある面に於いて欠点もあります。
医薬品などのリスクが生じた時、闇に葬られる事になるからです。
又、行政の指導がないとリスク発生時の正確な統計が取れない場合もあります。
臨床家としても何が良くて何が悪いのかの情報を外国に求めねばならない面があり、豊胸術のバックについても早く日本の厚労省が認可すべきであるとお願いしている現状です。
?その為第一線におられる形成外科や美容外科医の方々は外国、各国の事情を察知するのに懸命な状況です。
そして各国それぞれに内情を含んでおります。
特に米国は過去にシリコンバックの裁判が長引いたり(結局和解)マスコミの影響でコヒーシブシリコンについて出遅れの感があり、これまで生食バックが主体でした。
然し生食バックはやはり不自然であり、昨年末FDAがコヒーシブシリコンを1部認可した様に今年になって新しい展開をみせております。
?一方ヨーロッパではいち早くコヒーシブ、テクスチャードタイプなどがうよう曲折はあったものの認可されCEマーク等を収得しております。
これ等の現状の把握を源に日本の臨床家も動いている現況でしょう。
?確かに医療はすべてに見通しが出来るものではないのですが、現時点では明らかに最良と云われるものをおすすめするのは医の倫理にかなっていると考えます。
ちなみに生食バックは30年前に一度出現しておりましたが、破損などが著しいので中止となり、アメリカでは前述した問題が出現やむなく一時的に使用された現況と私は理解しております。
?現在コヒーシブシリコンは万が一の破損によっても身体内に拡散するものではありませんし、以前に使用されていたシリコンゲルの様ににじみ出し現象はありません。
当然バックが何等かの原因(めったにないと思いますが)で破損したらCTやMRIですぐわかりますし、取り出しも容易です。
また露出した中味(これも考えにくい所ですが)があったらカプセル内にとどまる事になります。
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沖縄当山美容形成外科
院長 当山 護
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[7042]
痛み
3年前にコヒーシブシリコンタイプを乳腺下に挿入する豊胸術を受けました。
現在除去手術を希望しています。
1ヶ月前から片方の胸が痛み、触れると痛みます。日中の動いている時間帯はあまり気になりませんが、
じっとしていると痛いほうの乳首がぴりぴりとします。
さわってみると乳腺にごりごりとしたしこりのようなものがあります。
このしこりはカプセルなのでしょうか?
皮膜硬縮がおこっているのでしょうか?
(できれば皮膜硬縮とカプセルについて詳しく教えてください)
カプセル除去を希望する場合、入院は必要になりますでしょうか?
また、カプセル除去によって今の胸の痛みやしこりもなくなるのでしょうか?
[7042-res7667]
沖縄当山美容形成外科
投稿者:芽衣子さんへお返事です
投稿日:2007年05月30日(水)11:03
乳首の痛みの原因がこの文章だけからはわかりかねますが、時として異物作用によって軽い炎症が生じ乳首の痛みとなる時はあり得るでしょう。
そのような事が原因であればバック除去によって時々の痛みはなくなります。
然し乳腺炎などがある時はバックが原因ではない時もあり、お答えが微妙になります。
乳腺のごりごりは乳腺症(炎症を含めた乳腺部の異常所見)かと考えます。
カプセルとは切り離してお考えになってみては如何でしょうか?
出来ればエコーなどをとってもらって下さい。
被膜とカプセルは同意語です。
乳房全体が硬くなければカプセル拘縮は起しておりません。
一般的にバックを除去してもカプセルは残します。
その際入院は必要ありません。
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沖縄当山美容形成外科
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[7041]
カプセルについて
残す事により多少の拘縮変形の可能性がありますが、摘出し
ても可能性がありますので、術後ケアーで対処すれば良いと考えます。
上記は某クリニックの先生の意見です。
術後のケアですがどのようなケアをすればよいのでしょうか?
また残ったカプセルはしこりとなって乳がん自己検診の
妨げになったりしないでしょうか?
[7041-res7666]
リカさんへお返事です
投稿者:沖縄当山美容形成外科
投稿日:2007年05月30日(水)11:02
石灰沈着など高度でなければ一般的にはカプセルを残します。
自然吸収される事や取り去る事の術後出血などのリスクがかえって心配されるからです。
術後ケアの主体は圧迫です。
乳癌検査はきちんと豊胸術をして除去した経験がある事などの既往をつつみかくさず述べる事です。
その事によって優秀な乳癌専門外科医なら乳癌について診断可能です。
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沖縄当山美容形成外科
院長 当山 護
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3つ方法です。
ひとつは、人差し指を「く」の字に曲げてフォーク状に掻き出します。
もうひとつは、4×4或いは2×2ガーゼを長いセッシ(ピンセット)で、つまんで空洞内を清掃します。
シリコンジェルやシリコンゲルが引っ付いてきます。
最後は吸引機です。
遠方にあるのも吸収し、近くにたぐり寄せられたら指で取ります。
(強い吸引ではゲルがくだける時がありますが、細かくして更に太い菅の吸引で吸い取る時もあります。)
さらに、取り残しの不安があるのなら洗滌し、吸引します。
さらにさらにですが・・・光源付きの拘(創を開くもの)で、空洞内を明るくして確認します。
上記手術は局所麻酔で行える手術でしょうか?
痛くないでしょうか・・・?