シリコンは確かに異物ですが現時点では一番安全な物質です。と言いますのもピュアーな医学的なシリコンは元素で言えば珪素で柔かい石と言えます。従がって人体に溶けないので中毒症状を起こす事は有りません。又感染を心配しておられますが鼻のプロテーゼは比較的浅い所にありしかも動きやすいのですので、或る程度感染の危険性が有りますが顎の先の場合は厚い筋肉の下にありしかも動きませんので、交通事故にでもあって傷付かない限り安全と考えてください。然し異物が自分の体の中に入っているのが精神的に気になるのであれば取ってカプセルの中に軟骨を詰めなおしたほうが良いと思います。

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　セブンベルクリニック　院長　渡部純至
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今後感染を起こす可能性が無いとは言えませんが、これまで経過良好とのことですから、これからも問題なく経過する可能性は高いと思います。
もし、感染を起こすとしたら、腫れ、痛み、皮膚の赤みなどの兆候がありますので、その時にプロテーゼを取り出し、数日抗生物質を内服すれば治癒しますので、その時点まで先送りしても良いのではないでしょうか？

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たしかにまれに感染と言う問題があるのは事実ですが、この場合、違和感や痛み、赤みなど、なんらかの症状が出ますので、そのときに治療をすれば（抗生物質の使用や抜去などです。また抜去の場合、３ヶ月以上すれば再度入れることもできます）、後遺症などの心配はありません。シリコンはなんらかの病気を起こすことがないということはわかっていますので、一生いれておいて問題はありません。また先々のことを言いますと、死後は体の焼却とともに完全に無くなりますので、残ったりするものではありません。医学的にはシリコンはいろいろの目的で使用されています。たとえば脳に水のたまる病気の人は一生脳から腹部にシリコンのチューブで脳にたまった水を流しておかないと死んでしまいます。このチューブは成長とともに長いものに入れ替えるわけですが、成人になってからは感染が起きない限り一生、そのままです。万一感染が起きた場合は、そのチューブを抜き、他の部位に新しいチューブを入れるという操作をします。また人工関節や網膜の病気で一生シリコンを体に埋め込まれている方もたくさんあるわけです。このようにシリコンは医学治療の目的ではさまざまの分野で使用されているもので、一生いれておいていいものです。そんなに心配しなくて大丈夫です。

メガクリニック　高柳　進
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顎が割れていると云うお質問が良くあります。
私は、それはそれで一つの良い特徴かと思いますが、何故かコンプレックスをもっている人がいます。
治療法は、ヒアルロン酸の注入を私はした事がありますし、手術をした事もあります。
コンプレックスが解消されたかは分かりませんが…。
少し位は良くなったと思ってはいます。
原因は？
両側からの下顎を形成する固まりが下顎部の中央で引っ付くのですが、それが不充分だったのかと考えます。


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ハイドロオキシアパタイトは小さな顆粒状のものを使います。この材料はかなり以前から使用されていますので人体には余り害はありません。おでこに丸みが付きますとおでこが広くなったように見えて理知的な上品な感じの顔立ちになります。然しおでこの様な広い所を人にきずかれない様に奇麗にする事は難しい事です。其の程度しか希望しないのであればヘヤースタイルなどを変える事によって効果を出す事が出来ます.おでこを丸くしたいのであればそんな中途半端な事を言わずに奇麗な理知的な顔立ちになる目的で手術を受けて下さい。

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１）日本の法律では医師免許さえあれば何科の医師にもなれます。その為、他科で忙しかったり、美容外科が安易に出来るのではないかなどとお考え違いした方が美容外科に入りやすい状況です。医師は、他科の知識を多く知っておく事は大変大切な事には違いありませんが、美容外科と云えど基本的知識がなければやっていけない道理です。その為、我々は「形成外科をしっかり修得してから美容外科をおやりなさい」と云う信念と基礎的トレーニングをお勧めしております。

２）現在、厚労省はこの辺の事も鑑み、医療分野の専門性、つまり表看板に出して良いとする標榜科の見直しに入っております。その結果、美容外科と云う名前が変わる可能性は大いにありますので、充分御関心のある方は行政の動きにご注目頂きたいと思います。さし当たっては、広告の緩和がなされましたので美容外科ユーザーの方々もしっかり美容外科医の動きと共に時代に応じて生き残れる医師が、どれだけいるかが問われると思いますので、目を開いてみておかれる事をお勧めします。

３）最初の手術から数年後にビックリ目になってしまった？と云うのは、当方に理解しがたい部分がありますが、やはり無駄な手術をしている可能性などがありますので、手術記録など参考に出来ればと思います。特に挙筋など、目の動きに関係ある組織をどの程度、何の目的でいじったのかは重要な所です。

４）大切なのは今の所、外見より眼力と云う機能低下です。その事を優先させ、止むを得ないなら植皮と云う事になります。植皮も色々ありますので、その辺をトコトン検討してみて下さい。又のメールをお待ちしております。


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私はふくらはぎの肥大の方患者さんに試験的にTCRの治療を行っていますが咬筋のTCRの治療は行っておりません。といいますのも咬筋の周囲には顔面神経が近くを走っていますしオトガイ神経も知覚を司っていますので、ふくらはぎのTCRの治療経験から咬筋のTCRは危険が多いと思いますので韓国の治療がどの程度安全で効果が有るかをもう少し詳しく調べる必要があるとかんがえております。

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ハイドロキノンは妊娠中は使用してはいけません。ハイドロキノンそのものに発がん性があるのではなく、脱色剤なので皮膚のメラニンが減ることにより、紫外線に対するバリアが少なくなるので、紫外線の影響による皮膚がんが考えられると言うことです。これは紫外線対策を考えておけば心配ありません。ハイドロキノンの長期使用はやはり問題がありますので医師の指示によって御使用ください。


メガクリニック　高柳　進
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オバジニュウダムの場合に肌が奇麗になるのはハイドロキノンの為ばかりでは有りません.又ハイドロキノンには発がん性はありません。むしろレチノイン酸には長期に使用すると発がん性が有ると言われています。したがって、肌の調子が良くなったのであれば其の時点から今度は其の良い状態を維持する使用法に変更して下さい。そうすれば長い間使用しても余り心配は有りません。然しその様な治療をするのであれば同時に皮膚の大敵である紫外線を防ぐ事を絶対に忘れないで下さい。

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　隆鼻のプロテーゼを除去するのは右鼻腔の切開線部分のみ局所麻酔を打てば良く、その切開線からプロテーゼをとり出し道具ではさむ事さえ出来れば容易に除去出来ます。
　その為アレルギーなどがある方は静麻などをせずに一部局麻のみにてとり出した方が良いと云う事になります。
　又、鼻背部を含めて違和感があるのなら早めにとり除いた方が改善が早いし、その他のアレルギー治療にも良いように思います。

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肥えたり痩せたりが顔に出やすい方も居られますが、一般的には内臓脂肪にまず変化が起き、皮下脂肪の増減はその後になると言われています。
肥えた場合は丸顔になる傾向で、四角いのは骨や筋肉の形を反映しているように思います。

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皮下脂肪が原因の場合は，痩せれば改善するかもしれません。その場合，太ればまた元に戻ったり，顔が大きくなったり，四角く見えることもあると思います。ダイエットで顔のちょうど目的とする部位がうまく痩せるかどうかの予想はできませんが…。

メガクリニック　高柳　進
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皮下脂肪は皮膚をつまんでみてその厚みを見て下さい。骨と筋肉は判断は難しいかもしれません。
レントゲンを撮れば、正しく判断できます。
実際に、骨だと思っていたらレントゲンで筋肉が大きな要素と分かることもあります。

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私の経験から考えますと其れはエラの張り出しと頬の脂肪の両方だと思います。特に噛みしめるとプクット頬が膨れると言うのは咬筋が肥大している症状で、この様な場合は殆どえらも張っています。従がって先ずエラ削りの手術をして、有る程度丸くなればえら削る手術につずいて咬筋も自然に薄くなって来ますので、一年位いたってから尚頬の丸みが気に成るのであれば今度は頬の脂肪吸引をして頬の丸み小顔にする事になります。この様に何事も解剖を考えながら順序を立てて計画的に手術をしてゆく事が手術を成功させる為には大切な事なのです。ともすれば面倒なので出来る限り一度に手術をしたくなるのですが私の長年の経験によりますと急がば回れと言う事がとても大切だと思います。
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