静脈麻酔の方が術後の麻酔から覚めるのは早くスッキリするものです。全身麻酔の方が残りやすいと言えます。どちらにしても一人で帰ることは推奨できません。どなたか付き添いが必要でしょう。
できれば午後の遅い時間の手術は避けた方が良いでしょう。

土井秀明＠こまちくりにっく

美容外科では下眼瞼の逆まつげの治療はあまり行われていないでしょう。やっていても機能的な面を治すことができない医師が多いと感じます。
きちんとした形成外科医であれば、機能と見た目の両方を考えてくれるでしょう。
下眼瞼の逆まつげは、まつ毛の前が凹むことになる場合が多いので、傷が気になる場合があります。
本協会の適正認定医かJSAPSの専門医でまぶたの修正を沢山している先生や眼形成という言葉がＨＰで出てくる先生が良いでしょう。

土井秀明＠こまちくりにっく

土井先生の回答に追加です。しっかりした技術のある医師であれば、まつ毛の下がへこむようなことは絶対に起きません。これはメスを入れる際の方向がまちがっていたり、縫合の際の技術的な問題で残るトラブルです。私のクリニックでは保険診療でおこなっていますが、もちろん仕上がり重視で行っています。

正確な回答のためには診察が必要ですが、多分眉下切除でないと解決しないような気がします。

手術から３ヶ月以上たっているのでしょうか？腫れの問題ではない場合、２つの可能性が考えられます。一つは眼瞼下垂の手術によりまつ毛の位置が上がってまぶたのたるみが見かけ上悪化したのかもしれません。本来は眉下切除で先にたるみを取っておけばよかったのかもしれません。このような場合の修正は多分眉下切除がいいと思います。もう一つの可能性は挙筋前転の目尻側の引き上げが弱かったというケースです。この場合は目じり側で挙筋の瞼板への固定位置を修正して固定し直す必要があります。修正手術がいるということです。

糸が露出したり、感染が起きるという可能性はありうるわけですが、まず一生起きることはないだろうと思えるくらいです。そのようなことは忘れていた方が気が楽ではないですか？将来何か問題が出ることがあれば、その時点で簡単に治せます。

多分脂肪注入が一番いい方法ではないでしょうか。あるいは眼瞼下垂の手術でも凹みが改善するかもしれません。

ひとにより老化のスピードが異なりますので、１年で追加を希望するかたもいれば、５年経っても気にならないというかたも居られます。
スネコスなどの注入物は3−6ヶ月で固定状態となり、その後は老化に負けていきます。

土井秀明＠こまちくりにっく

注入するヒアルロン酸の種類の問題か、注入量が少なすぎるなどの問題があるような気がします。

対策としては耳軟骨の移植、筋膜の移植、再度の広範囲の皮下の剥離と目尻での骨膜への固定による引き上げ、瞼板の部分切除による引き上げ、などがあります。どれが最適かについては診察をして判断する必要があります。

へこみがあるために上からの光が入りにくくて茶色っぽく見えたり、黒く見えることがあります。へこみのさらに下側の皮膚を押すとへこみがふくらみますので、この時に色調がよくなるようなら脂肪注入で色が改善します。この操作で色が改善しない場合は本当に皮膚の色の問題なので、色素沈着に対する治療が必要です。脂肪注入では凹みは治りますが、本来の皮膚の色は治りません。