溶ける糸でもとげが多数ついていますので、簡単に除去ができません。無理に引っ張っても、途中で切れて残ってしまいます。溶けてなくなるまで待っていたほうが安全ではないでしょうか。

メガクリニック　高柳　進
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白人ではある程度効果があるようですが、日本人の肌は白人とは全く違いますので、日本人で効果がどうなのか、まだよくわかっていないと思います。学会などでもまだ日本人での多数の使用経験が発表されていないように思います。過去には白人でいい結果が出ていて、東洋人は皮膚が厚く伸展性も白人より少ないので、あまりいい結果が出ないというものも多数ありましたので、今すぐ飛びつくのはどうかという気がします。機械を買って、あとでしまったというようなこともあるわけです。外国でのデータをそのまま信用してはだめです。

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麻酔の影響でまぶたの下垂がおきるということはありうるケースですが、この場合は、手術直後から問題が出て、翌日には治ります。どんなに長くても２日目には治ります。麻酔が２週間も悪影響を残すことは絶対にありません。また、麻酔の影響が３日目から出てくるということも絶対にありません。３日目から影響が出てくるのはボトックスです。眉間のボトックスで１０単位の使用量であっても、打つ部位がうまくなければ、まぶたに拡散します。眼瞼下垂は２−３単位程度のボトックスでも十分に起きる問題です。ボトックスのトラブルであれば、３−４か月待っていないと完全には治りません。いずれ治る問題に対して、眼瞼下垂の手術をしてしまうと、３−４か月後に下垂が治った場合にとんでもない目になっていますよね。どうしてこのような医学的におかしな話が出てくるのでしょうか？医師のほうからそういう話があったのであれば、医師のレベルが変です。信用してはいけません。麻酔の影響についての話も医師とは思えませんし、ボトックスのトラブルもよく理解されていないように思います。まして、ボトックスの影響があるまぶたに手術を考えるなど、素人みたいです。
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法令線の上のたるみということになると、ミニリフトでは改善が難しいような気がします。通常のフェイスリフトが必要になりそうです。５００円玉サイズの剥離という手術では改善は無理です。あるいは法令線の状態によっては、ほうれい線のへこみに対して、脂肪の注入を行うことでその上のたるみが改善するケースもあります。これは診察をして状態を確認しないとその適応があるかどうかわかりません。

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診察をして実際の状態を拝見して判断する必要がありそうです。年齢から考えるとおそらく脂肪注入とフェイスリフトとハムラ法の併用、あるいはハムラ法と脂肪注入のみでもいいのかもしれません。ミッドフェイスリフトの適応になるかどうかは疑問があります。フェイスリフトを一度すれば、将来のたるみの予防にはなります。

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糸のリフトではまぶたの下垂は起きないと思いますので、おそらくボトックスが眉の動きを止めたか、眼瞼挙筋にまで拡散してまぶたの動きが止まったなどが考えられると思います。顔面神経の麻痺が起きた可能性もありますし、挙筋の動きが止まった可能性もあるように思います。実際の状態を拝見すれば、何が起きたかわかります。ボトックスのトラブルであれば、４か月くらい待っていれば、治ります。それまでがつらいことになりますが、ボトックスのトラブルであれば、早く治すいい方法がないように思います。ただ待っていれば治ります。

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怖いのは失明事故なのですが、防止方法をよく知っておられる医師であれば、まったく心配はありません。もちろんいい結果を得るためには医師の技術も必要です。

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麻酔の影響であれば、手術当日に起きるはずで、翌日には改善します。３日後から始まったということなので、ボトックスの影響と思います。ボトックスの効果は当日や翌日にはなくて、３−４日目くらいから効果が出始めます。眉間に入れた量が多すぎたか、入れる部位に誤りがあって、まぶたにまだ拡散したのではないでしょうか。もしそうであれば、当分この状態がつづきますが、必ず元に戻ります。治るまでにかなりの時間がかかってしまいますが、、、。

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糸のリフトで医師の技術が良ければ改善する可能性があります。ただ持続が問題で、よくもって１年程度かと思いますが、、。あるいは状態によっては定期的なボトックスやヒアルロン酸、あるいは脂肪の注入や吸引などを使用することで改善できる可能性もあるように思います。具体的には診察をすればはっきりします。せっかく切開のリフトをされたので、その時にこの部分もしっかり引き上げてもらえばよかったですね。今から言っても仕方のないことですが、、。

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私なら脂肪注入を行うと思います。ヒアルロン酸はあまり広い範囲に多量の注入をすると、皮膚の壊死という深刻な合併症が起きる可能性があります。有名なカナダの事件があります。顎を出すために広い範囲に多量のヒアルロン酸を入れた結果、皮膚の血流を担当している血管がヒアルロン酸で圧迫されて、血流がなくなり顎の皮膚の壊死が起こり、骨が見えてしまったという事故です。広範囲に多量のヒアルロン酸の注入はとても危険なわけです。

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